初心者向け はじめての Claude Code エンジニアじゃなくてもわかる、AIに「仕事を任せる」コツ
(Anthropic社 開発責任者 Boris氏の講演を、やさしい言葉でまとめ直しました)

📹 元動画: 約28分 🎤 話し手: Boris氏(Claude Code を作った人) 🗓 まとめた日: 2026-06-27 🌸 読みやすさ重視で大幅リライト

00そもそも、これは何の話?

Anthropic(アンソロピック)というAIの会社で、「Claude Code(クロード・コード)」という新しい道具を作っているチームのリーダー、Boris(ボリス)さんが、 「これ、こう使うと便利だよ」というコツを28分間語った講演動画です。

動画はエンジニア向けの専門的な内容ですが、このページでは「コードって何?」というレベルの方でもわかるように、例え話と図でやさしくまとめ直しました。

読み方のコツ すべての章に「📘 むずかしい話」と「🥚 やさしい例えで言うと」のセットがあります。
むずかしい話は読み飛ばしてOK。例えの方だけ読めば、ぜんぶ理解できます。

01ことばのじしょ(5分で読める用語ガイド)

この先に出てくる用語を、先に「日常の言葉」で押さえておきましょう。

コード
パソコンに「こう動いてね」と命令を書いた文章のこと。
例え:レストランで言う「レシピ」。これがあるからお店(=アプリ)が動く。
コードベース
あるアプリ・サービスを動かすのに必要な、コードや設定ファイルすべてが入った「箱」。
例え:お店の「全レシピ + 全マニュアル + 全商品リスト」がまとめて入った棚。
エンジニア / プログラマー
コードを書いてアプリやシステムを作る人。
例え:レシピを書いて料理を生み出す「シェフ」。
ターミナル
黒い画面に文字を打ち込んでパソコンに直接命令する道具。
例え:マウスを使わず「キーボードだけで店員さんに注文する受付窓口」。
IDE(アイディーイー)
コードを書くための高機能なメモ帳。色を付けたり間違いを指摘してくれる。
例え:シェフ専用の「特別なノートパソコン」。VS Code、Xcodeなどが有名。
Git(ギット)
ファイルの変更履歴を全部記録してくれる仕組み。誰がいつ何を直したかも残る。
例え:「議事録 + タイムマシン」。Excelの〈元に戻す〉のプロ仕様版。
GitHub(ギットハブ)
Gitで管理されたコードをみんなで共有できるWebサービス。
例え:エンジニアのための「Googleドライブ」。
PR(プルリクエスト)
「このコード直したから、本物に反映していい?」と仲間に確認してもらうための申請。
例え:レポートを上司に「この修正案でOKですか?」と回す回覧板。
バグ
プログラムの中の「間違い」「不具合」。
例え:レシピに「砂糖10g」と書くべきところを「砂糖1kg」と書いてしまった、みたいな間違い。
Bash(バッシュ)
ターミナルでパソコンに命令を出すときの「言葉」。
例え:受付窓口で使う「決まった注文の言い方」。
MCP
Claudeが「外の道具」を使えるようにする仕組み。
例え:USBハブみたいな「アダプタ」。これにいろんな道具を挿せばClaudeが使える。
SDK
「うちのサービスにClaude Codeを組み込みたい!」というときに使う部品集。
例え:家具屋さんが配る「組み立てキット」。
CI(シーアイ)
コードを変更したときに、自動でテストや品質チェックを走らせる仕組み。
例え:工場の「自動検品ライン」。

02Claude Code ってなに?

あなたのパソコンの中で動いてくれる、「めちゃくちゃ優秀なAI秘書」です。

ChatGPTは「話し相手」「相談相手」。
Claude Codeは、自分の手でファイルを開き、書き換え、命令を実行するところまで一気にやる「自走する秘書」。
これまでのAI(チャット型) 👤 「コードを書いて」 「教えて」と聞く 🤖 「答えはこれです」 → 自分でコピペが必要 Claude Code(自走型) 👤 「このバグ直して PR作っといて」 🤖 ①ファイル読む 📄 ②書き直す $_ ③コマンド実行 📤 ④PR作成 ぜんぶ自動でやってくれる!
図1:これまでのAIとClaude Codeの違い

もう少し具体的に

  • ファイル単位、機能単位の大きな仕事を頼める(数行の補完だけじゃない)
  • あなたが普段使ってる道具と一緒に動く(特別なソフトに乗り換える必要なし)
  • パソコンの黒い画面(ターミナル)の中で動くので、見た目はシンプル
原文要約:Claude Codeは「fully agentic(完全エージェント型)」。1行ずつコード補完するのではなく、機能・関数・ファイル・バグ単位で対処する。VS Code / Xcode / JetBrains / Vim / Emacs どのIDEとも動き、リモートSSHやTmux環境でもOK。汎用ツールなので「何を頼んでいいかわからない」状態になりやすい点には注意が必要。
「Claude Codeはとてもパワフル。だからこそ特定のワークフローに縛り付けたくない。エンジニアが好きなように使えるべきだから。」— Boris氏

03最初にやっておく3つの設定

新しい家電を買ったら、最初にコンセントを挿して、画面の明るさを調節して、Wi-Fiにつなぐ…ありますよね。
Claude Codeにも、そういう「最初の3つの設定」があります。
やること何が良くなる?
/terminal-setup と打つShift+Enterで改行できるようになる(長文を書きやすい)
/theme と打つ画面の見た目を、明るい / 暗い / 色覚多様性対応に切り替えられる
/install-github-app と打つGitHubの画面から @claude と書くだけで呼び出せる
Boris氏のお気に入り小ワザ Macなら「設定 → アクセシビリティ → 音声入力」をオンに。
すると、キーボードを叩かず「口で話すだけ」で Claude に指示が出せます。
「もう一人のエンジニアに話しかけるみたいに使える」と Boris 氏。

04入門編:まずは「質問する」だけでOK

新しい職場に入った初日を思い出してください。
いきなり仕事を始めるより、「これ何ですか?」「あれはどうなってますか?」と先輩に質問するのが一番です。
Claude Code も同じ。最初は「質問するだけ」で十分。
実際にあった数字 Anthropic社では、新入社員の立ち上がり期間が「2〜3週間」から「2〜3日」に短縮されました。
Claude Codeに質問できるようになったのが効いた、とのこと。

こんな質問ができます

この関数はどこで使われてますか?
プロジェクト全体を調べた結果、3か所で使われています。それぞれの使い方は…
なんでこの関数、引数が15個もあるの?
過去の変更履歴を遡って調べました。最初は3個でしたが、ユーザー要望で順番に追加されたようです…
今週、私が書いたコード、まとめて教えて
git logを確認したところ、7件のコミットがありました。内容を箇条書きにまとめます…

ここがすごい:パソコンの外にコードが出ない

  • あなたのコードはあなたのパソコンにとどまる
  • 外のサーバーにアップロードされない
  • AIの学習にも使われない
  • 事前に「読み込み待ち」もなし。インストールしたらすぐ使える
原文要約:Claude Codeはコードベースを「インデックス化」しない。リモートDBに保存しない、生成モデルの学習に使わない、セットアップ不要。Git履歴の解析は、システムプロンプトで指示しているわけではなく「モデルが優秀だから」自発的に行える。

05中級編:コードを書いてもらう

質問になれたら、次は「実際にコードを書いて」とお願いするステージ。
ただし、いきなり「3000行の機能作って!」と頼むと、ハズす確率も上がります。

🎯 大きな仕事を頼むときの「魔法のひとこと」

これを言うだけで品質が爆上がり 「コードを書く前に、まず案を出して、計画を立てて、私の承認をもらってから着手して」

このひとことを添えるだけで、Claudeは丁寧に下調べして、計画書を見せてくれます。
あなたが「OK」と言ってから作業開始。やり直しが激減します。
改善ループ 回せば回すほど 良くなる 📋 ①計画 ✍️ ②書く 🔍 ③チェック 🔧 ④直す
図2:「チェックする手段」を渡すと、Claudeは自分で改善ループを回せる

もう一つの裏ワザ:「自分で確認する手段」を渡す

Claudeに「自分の作ったものを自分で確かめる方法」を渡すと、2〜3回まわして完璧に近づけてくれます

  • 「テストを走らせて、合格するまで直してね」
  • 「画面のスクショ撮って、デザインと合ってるか確認してね」

🪄 もうひとつの魔法のひとこと

毎日使える呪文 「commit, push, PR」(コミット・プッシュ・PR)

これだけ言えば、Claudeは過去の履歴を読んで、あなたのチームのコミットルールに従って、ブランチを切って、コミットして、GitHubにPRまで作ってくれます。

06道具をつないでパワーアップ

ドラえもんの「四次元ポケット」を想像してください。
最初は空っぽですが、便利な道具を入れていくほど、できることが増えます。
Claude Codeも、外の道具をどんどん繋ぐとどんどん賢くなる仕組みです。

つなげられる道具は大きく2種類

  1. コマンドツール(Bash CLI):パソコンに直接命令を出す系の道具
    例:「barley」という社内ツールがあれば、「これ使ってこれやって」と教えればOK。
  2. MCPサーバー:外部サービスとつなぐためのアダプタ
    例:ブラウザを自動操作する道具、画像を撮る道具、データベースを見る道具など。
なぜすごい? 新しいプロジェクトに参加したとき、そのチームが使ってる道具を全部 Claude にも渡せば、Claude があなたの代わりに操作してくれます

07Claude宛の「引き継ぎノート」を渡す

新しいバイトさんが入った初日。
あなたなら何を渡しますか?
たぶん「マニュアル」「よくある質問リスト」「うちの店のルール」を書いたノートですよね。

Claude Codeにも同じノートを渡せます。それが CLAUDE.md(クロード・エムディー)というファイルです。
🏢 全社共通ルール (Enterprise) 📁 プロジェクトのノート (チーム全員で共有) 👤 個人専用メモ (自分だけが見るメモ) ⬆ 上ほど 強制力強い ⬇ 下ほど 個人的
図3:CLAUDE.mdは「3段階」で使い分けられる

ノートに書くといいこと

  • よく使うコマンド
  • このコードベースの基本ルール(「日本語で答えてね」「絵文字は使わないでね」など)
  • 重要なファイルがどこにあるか
  • 過去の意思決定の経緯
注意 短く保ちましょう。長すぎるとClaudeが他のことを覚えるスペースが減ってしまいます。
原文要約:CLAUDE.mdはプロジェクトルート(チーム共有・Git管理対象)、ローカル版(個人用・Git管理外)、ネスト版(特定ディレクトリでのみ自動ロード)、エンタープライズ版(全社共通)の4階層で利用可能。中身は common bash, MCP tools, architectural decisions, important files。`/memory`コマンドで全メモリ可視化、`#`キーで「これ覚えて」とその場で記憶させられる。

08ショートカット早見表

スマホで「コピーは長押し」「貼り付けはタップ」みたいなジェスチャー、ありますよね。
Claude Codeにも、知っておくと劇的に楽になるショートカットがあります。
Shift + Tab 自動承認モード 編集を毎回OKしない # 覚えて! CLAUDE.mdに追記 ! コマンド直打ち 結果もClaudeが見る @ ファイル指定 「このファイル見て」 Esc 中断 安全に止める Esc Esc 履歴を戻る 過去のやり取りへ Ctrl + R 詳細表示 Claudeが見てる物 claude --continue 前回の続きから セッション再開
図4:覚えておくとすごく楽になる8つのショートカット
キー何ができる?こんな時に使う
Shift+Tab「いちいち聞かないモード」に切替正しい方向に走ってる時、毎回OK押すのが面倒なとき
#「これ覚えて」と指示同じ間違いを繰り返してほしくない時
!パソコンに直接コマンドを打つ結果を Claude にも見せたい時
@ファイルを名指しでコンテキストに入れる「このファイル見て」と狙い撃ち
Esc動作を安全に中断「ちょっと違うな…」と思った瞬間
Esc Esc過去の発言まで戻る「あの時点からやり直したい」
Ctrl+R詳しい出力を見るClaudeが見てる内容を確認したい時
claude --continue前回の続きからスタート長期プロジェクトの再開

09他のシステムに組み込む(応用編)

レストランの厨房(=Claude)を「フードトラックに乗せて出張させる」イメージ。
Claude Codeの中身(SDK)だけを取り出して、自社のシステムやCI(自動チェックライン)に組み込めるのです。

使い方の例

claude -p "このログを分析して、変な箇所を教えて" \
       --allowedTools "Bash,Read" \
       --output-format json

これだけで、AIに仕事をさせて、結果をJSONで受け取れます。Anthropic自身も次のような場面で使っています。

  • テストや品質チェックを自動化する CI の中で
  • サービスが落ちた時の 緊急対応
  • 大量のログを分析する パイプライン
Boris氏の表現超頭がいいUnixユーティリティ(コマンドツール)だと思って使ってほしい」
パイプ( | )でつなげば、入力も出力も自由自在。

10プロが使う並列ワザ

「秘書を1人雇う」のではなく、「秘書を3人同時に動かす」イメージ。
それぞれ別の机で、別の仕事を、同時並行で進めてもらいます。
机①:機能Aを開発 🤖 $ claude 机②:バグ修正 🤖 $ claude 机③:レビュー対応 🤖 $ claude あなた(👤)が3人のClaudeを同時に指揮
図5:プロは複数のClaudeを並列で走らせる

具体的なやり方

  • SSH + Tmux(遠くのパソコンに同時接続できる仕組み)で複数セッションを並行
  • 同じプロジェクトを複数回ダウンロードして、それぞれにClaudeを走らせる
  • Git worktree(同じプロジェクトを並列で開ける機能)で作業を分離

Boris氏自身は「自分は普通のユーザー」と謙遜していますが、社内外のヘビーユーザーは上の方法をフル活用しているとのこと。

11講演後のQ&A

Q1. 作るのに一番大変だった部分は?

「ターミナルのコマンドを安全に動かす仕組み」だそうです。
コマンドは強力すぎて、間違えるとパソコンを壊しかねません。かといって、毎回「OK押してください」と聞くと使い物にならない。 そこで、

  • 「これは安全(読み取りだけ)」を判別する
  • コマンドの組み合わせを事前にチェックする
  • 「許可/禁止リスト」を個人・チーム・全社の3層で管理

という複雑な仕組みを作ったとのこと。

Q2. 画像も扱える?

はい、最初から画像対応です。ターミナルなので気付きにくいですが、

  • 画像をドラッグ&ドロップ
  • 画像のファイルパスを伝える
  • クリップボードからコピペ

のどれでもOK。「デザインのモック画像を渡して『この通りに作って』と頼むこともある」とのこと。

Q3. なぜ便利なIDEを作らず、地味なターミナルにしたの?

理由は2つ。

  1. 社内でも使ってるIDEがバラバラ。VS Code、Vim、Emacsなどなど…全員に届くのはターミナルだけだった。
  2. 年末にはIDEを使う時代が終わる可能性すらある」と感じている。UIに投資しすぎると無駄になる。

Q4. 機械学習・データ分析でも使える?

バッチリ使えます。Anthropic技術職の約80%が毎日Claude Codeを使用。研究者もJupyter Notebook(データ分析用のノート)を編集・実行するのに活用しているそうです。

★ いちばん大事な11個のポイント

  1. 最初は「質問するだけ」でOK。コードベースについて聞きまくる。
  2. あなたのコードはパソコンの外に出ない。安心して使える。
  3. 大きな仕事は「まず計画→承認→実装」と頼む。これで品質が劇的に上がる。
  4. Claudeに「自分でチェックする手段」を渡すと、自走で改善してくれる。
  5. 「commit, push, PR」の魔法のひとことを覚える。
  6. Claudeへの引き継ぎノート(CLAUDE.md)を渡せば、毎回説明不要に。
  7. 外の道具(コマンドツール / MCP)を繋ぐとどんどん賢くなる。
  8. ショートカット(Shift+Tab, #, !, @, Esc)を使うと劇的に楽。
  9. claude -p を使えば自社システムに組み込みもできる。
  10. プロは複数のClaudeを並列で動かしている。
  11. 画像も扱える。デザインを見せて「この通り作って」もOK。

📝英語フルトランスクリプト(元動画の書き起こし)

原文を確認したい方向け。約440行の英語原文を折り畳んで収録しています。

クリックして全文を展開する
Hello. Hey, everyone. I'm Boris. I'm a member of technical staff here at Anthropic, and I created Claude Code, and here to talk to you a little bit about some practical tips and tricks for using Claude Code. It's going to be very practical. I'm not going to go too much into the history or the theory or anything like this. And, yeah, before we start, actually, can we get a quick show of hands who has used Claude Code before? Yeah. All right. That's what we like to see. For everyone that didn't raise your hands, I know you're not supposed to do this while people are talking, but if you can open your laptop and type this, and this will help you install Claude Code just so you can follow along for the rest of the talk. All you need is Node.js if you have it. This should work. — What is Claude Code? — Claude Code is a new kind of AI assistant. Most prior generations have been about completing a line or a few lines of code at a time. Claude Code is fully agentic — meant for building features, writing entire functions, entire files, fixing entire bugs. It works with all your tools: VS Code, Xcode, JetBrains, Vim, Emacs — every IDE, every terminal, locally or over SSH/Tmux. It's general purpose, which can make "what do I type?" hard at first. — Setup — Run /terminal-setup (Shift-Enter for newlines), /theme (light/dark/daltonize), /install-github-app (today's announcement: @-mention Claude on any GitHub issue or PR). Customize allowed tools so you're not prompted every time. On macOS, enable dictation in Accessibility — hit the dictation key twice and just speak prompts. — Tip #1: Start with Codebase Q&A — The thing I recommend above everything else: ask questions about your codebase. We teach this on day one of technical onboarding at Anthropic. Onboarding used to take 2–3 weeks; now 2–3 days. There's no indexing — no remote DB with your code, code stays local, we don't train generative models on it. No setup, no waiting. Useful Q&A prompts: • How is this piece of code used? / How do I instantiate this? — goes beyond text search, finds real instantiation examples. • Why does this function have 15 arguments? — walks git history, finds who added them, links commits to issues, summarizes. • Look up GitHub issues with web fetch. • Every Monday: "what did I ship this week?" — reads git log by my username and gives a clean readout. We're not system-prompting Claude to use git history. The model just knows. We're lucky to build on such a good model. — Tip #2: Editing code — Small tool set: edit file, run bash, search files. Claude strings them together. Don't drop a 3,000-line ask cold. Best move: "before you write code, brainstorm, make a plan, run it by me, ask for approval." You don't need plan mode — just ask. Magic incantation: "commit, push, PR" — Claude reads git history, learns your commit format, branches, commits, pushes, opens the PR. No prompt engineering required. — Tip #3: Plug in your team's tools — Two kinds: bash CLIs (tell Claude the command, point at --help, drop frequent ones in CLAUDE.md) and MCP servers. Tell Claude about the tool and it starts using it. When entering a new codebase, give Claude everything the team already uses. Common workflows: 1. Explore → plan → confirm → code. 2. Give Claude a way to check its own work (unit tests, Puppeteer screenshots, iOS simulator). Then it iterates 2–3 times by itself and gets near-perfect output. Whatever your domain — give it a feedback loop. — Tip #4: Give Claude more context — CLAUDE.md is the special file. Project root CLAUDE.md → check in, share with team, auto-loaded each session. Local CLAUDE.md → personal, not checked in. Nested CLAUDE.md → pulled when working in that directory. Enterprise CLAUDE.md → org-wide. Contents: common bash commands, common MCP tools, architectural decisions, important files, style guide. Keep it short — long files eat context. Other context vectors: • .claude/commands/ slash commands (home dir or project). We use one in the Claude Code repo to label GitHub issues via a GitHub Action so humans don't have to. • @-mention files to pull them into context. Hierarchical config (project / global / enterprise) applies broadly: slash commands, permissions (allow/block lists), MCP server config. Example: block a URL company-wide via enterprise policy — users can't override. Auto-approve a common test command for all employees. Check an MCP JSON into the repo and every engineer gets prompted to install on first run. If unsure where to start: shared project context. Write once, share with the team, get network effects. /memory shows all loaded memory files; you can edit them. Pound-sign (#) to ask Claude to remember something — pick which memory file to write to. Real example: Anthropic's apps repo ships a Puppeteer MCP server config — every engineer can drive e2e tests and screenshots without installing themselves. — Pro tips: key bindings — Terminal is minimal so discoverability is hard. Quick reference: • Shift-Tab → auto-accept edits mode (bash still asks; edits don't). Use when Claude is on track. • # → remember this (writes to CLAUDE.md). • ! → bash mode. Runs locally; result goes into Claude's context. • @ → mention files/folders. • Esc → safely stop whatever Claude is doing. No corruption. • Esc Esc → jump back in history. • Ctrl-R → expand output (what Claude sees in context). • claude --resume / --continue → reopen prior session. — Claude Code SDK — Right after this talk, Sid does a deep dive on the SDK. The -p flag IS the SDK. Pass a prompt, allowed tools (specific bash commands too), and an output format (json or streaming-json). We use it in CI, incident response, all kinds of pipelines. Think "super-intelligent Unix utility" — pipe in, pipe out. Pipe in `git status` and use jq. Read a giant GCP-bucket log and ask Claude what's interesting. Pipe in Sentry CLI output. We've barely scratched the surface. — Advanced: parallel use — I'm a Claude normie — usually one running, maybe a few terminal tabs. Power users have SSH/Tmux tunnels into Claude sessions, multiple checkouts of the same repo with multiple Claudes, or git worktrees for isolation. We're actively making this easier. No limit on sessions. — Q&A — Q: Hardest part to implement? A: Safe Bash. Bash is inherently dangerous; manual approval on every command is unusable. We landed on: classifying read-only commands, static analysis to decide which combinations are safe, and a tiered permission system (project/global/enterprise allow- and block-lists). Hard because not everyone runs in Docker. Q: Multimodal? A: Fully multimodal from day one. Terminal makes it non-obvious. Drag-and-drop an image, give a file path, or copy-paste. I use it often: drag-drop a mock, give Claude a Puppeteer server, let it implement-and-iterate. Q: Why CLI not IDE? A: Two reasons. (1) At Anthropic engineers use VS Code, Zed, Xcode, Vim, Emacs — hard to build something for everyone, terminal is the common denominator. (2) We see up close how fast the model is improving — there's a good chance people aren't using IDEs by year-end. Want to be ready for that future and avoid over-investing in UI that may become irrelevant. Q: Use for ML / modeling / AutoML? A: A lot. Engineers and researchers at Anthropic both use Claude Code every day — roughly 80% of technical staff daily. That includes researchers using the notebook tool to edit and run notebooks. Thanks.